賃貸物件への引っ越しの失敗談としてよく耳にするのが、家電が入らないトラブルです。
とくに、少人数向けのコンパクトなお部屋では、大きめの家電を目的の場所まで運べないことも珍しくありません。
そこで今回は、賃貸物件に家電が入らないトラブル事例、引っ越し前におこなう採寸やもしもの場合に知っておきたい搬入方法を解説します。
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賃貸物件に家電が入らないトラブル事例
家電が入らないトラブルで多いのは、大きな冷蔵庫が狭い場所をとおれない事例です。
普段から自炊をする方であれば、300Lほどの大きな冷蔵庫を引っ越しに合わせて購入するかもしれません。
しかし、運び込めるサイズだろうと思っていても、賃貸物件の外階段に設置された手すりに引っ掛かり、2階へ運べずに困ることがあります。
また、ドラム式洗濯機の場合に気を付けたいのは、幅や高さがそれほどなくても想像以上に奥行があり、玄関や廊下をとおれないといったトラブルです。
コンパクトな作りの賃貸物件では洗面室の広さを最小限に抑えていることも多く、設置場所まで運び込めたとしても、洗濯機の扉がうまく開かないといったトラブル事例もあります。
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賃貸物件で家電が入らないトラブルを防ぐための採寸方法
賃貸物件への引っ越し前には、玄関まわり・階段・室内の廊下とドアを中心に採寸をおこないましょう。
玄関では、間口の幅と高さを正確に測るほか、方向転換をおこなう玄関前のホールの広さも採寸してください。
大きめの家電を運び入れる場合には、玄関扉に備え付けられた郵便受けやドアノブを除いた広さを採寸します。
階段の採寸方法は、手すりを除いた幅を測り、天井までの高さと踊り場の広さも把握してください。
廊下・室内ドアも同様に幅と高さを採寸しますが、柱などの出っ張りで一部分のみ狭くなっている場合には、その場所を測ることも大切です。
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賃貸物件で家電が入らない場合の搬入方法
賃貸物件に引っ越す際には、通常の方法では家電が入らない場合に備えて、別の搬入方法も把握しておきましょう。
まず、ドアや階段が狭くて大きな家電が入らないならば、ドアや手すりを外せないか検討してみてください。
ただし、ドアと手すりを取り外すには、貸主の許可が必要な場合がある点に注意が必要です。
また、賃貸物件の外階段・玄関ドア・廊下・室内ドアといった通常ルートからの搬入が難しい場合、別の搬入ルートを考えてみましょう。
ベランダや窓といった場所からならば、大きな家電が入るケースがあります。
ベランダや窓からの搬入にはクレーン車の利用が必要ですが、別途料金が発生する点や高層階には利用できない点に注意してください。
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まとめ
賃貸物件への引っ越しの際には、大きな冷蔵庫や洗濯機が玄関・階段の手すり・廊下をとおれない事例があります。
引っ越し前には、玄関・階段・廊下・室内ドアなどの採寸をおこなってください。
通常の方法では入らない場合、ドアを外すか、別の搬入ルートを考えてみましょう。
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